理学療法士1年目が辞めたいと感じる7つの理由
「たった1年でなぜ?」と思われるかもしれませんが、PT1年目に退職を考える理由は明確です。理学療法士の職場特有の環境が、新人を追い詰める構造になっています。
1. 思い描いたリハビリとのギャップ
「患者さんの回復を支えたい」と志した理想と、実際の業務の間には大きな壁があります。1年目は先輩の補助や書類作成が中心で、自分の裁量でリハビリを組み立てる機会はほとんどありません。「これをやりたくて4年間勉強したのに」という挫折感が退職を考えるきっかけになります。
2. 給料が低い(初任給24万円・手取り約19万円)
理学療法士の新卒初任給は月額24万円前後、手取りは18〜21万円程度です。4年制大学・専門学校で国家試験まで取得した専門職としては、一般大卒と大きく変わらない水準です。残業が多いほど時給換算の低さが際立ちます。
出典:PTOT人材バンク「理学療法士の初任給〜初年度の年収とキャリアについて〜」(2025年版)
3. 残業・勉強会の多さ
業務終了後に症例レポート作成・勉強会・技術研修が連日続く職場も珍しくありません。帰宅が21〜22時になることが常態化し、心身のバランスを崩すPTが多数います。
4. 上司・先輩からのプレッシャー
先輩PTからの厳しい指導や、「もっとできるはず」というプレッシャーは1年目に集中します。特にリハビリ効果が出ない患者を担当すると、技術不足を責められる場面も生じます。これがパワハラに発展するケースも報告されています。
5. 人間関係の疲弊
PTの職場は少人数のチームで成り立っていることが多く、合わない先輩との関係が逃げ場なく続きます。「職場の人間関係の悪さ」は退職理由の上位に挙げられる項目です。
6. ノルマ・単位数のプレッシャー
病院や施設によっては1日の担当患者数(単位数)のノルマが課せられます。質より量を求められる環境は、患者への罪悪感や燃え尽き感を生みます。
7. 将来への不安(PTの飽和問題)
理学療法士の資格取得者数は年々増加しており、将来的な飽和が懸念されています。「頑張っても年収が上がらないのでは」という閉塞感も、離職を後押しします。
新卒PTの離職率と業界の実態データ
「辞めたいと思うのは自分だけ?」という疑問に、実際のデータで答えます。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 新卒PT1年以内退職率 | 15〜20% | 業界団体・転職サービス各社調べ(2024年) |
| 医療機関PTの離職率 | 約10.8% | 厚労省雇用動向調査ベース |
| 介護施設PTの離職率 | 約18.8% | 同上 |
| 退職が多い時期 | 就職後2〜5年 | 日本理学療法士協会 統計情報(2024年) |
| 新卒初任給(月収) | 約24万円 | PTOT人材バンク(2025年) |
| 手取り | 18〜21万円 | 社会保険・税控除後の概算 |
出典:公益社団法人 日本理学療法士協会「統計情報」、厚生労働省「新規学卒者の離職状況」
1年目で辞めると「逃げ」になるか?
よく言われる「せっかく資格を取ったのに」という声は根強いですが、PT資格は転職後も医療・福祉分野で活かせる強みです。また、精神的・身体的な限界に達した状態で働き続けることは、患者さんへのリスクにもなりかねません。「続けること」より「安全に辞めること」が優先される場面もあるということを、まず認識してください。
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退職代行4サービスの実質コスト比較
「退職代行を使ったらいくらかかるか」を、PT1年目の給与水準から計算して比較します。
| サービス | 料金 | 手取り月収との比率 | 全額返金保証 | 交渉権 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 退職代行JOBS | 27,000円程度 | 約14% | あり | 労働組合 | 弁護士監修・24時間対応 |
| わたしNEXT | 29,800円(正社員) | 約15% | あり | 労働組合 | 女性専用・成功率100% |
| 男の退職代行 | 26,800円(正社員) | 約14% | あり | 労働組合 | 男性専用・即日対応 |
| 弁護士法人みやび | 27,500円〜 | 約14%〜 | なし(弁護士保証) | 弁護士(最強) | 残業代・退職金回収可 |
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実質コスト計算:1ヶ月の手取りで退職できるコスパ
PT1年目の手取り月収は約19万円前後です。退職代行の費用は2.6〜3万円程度(手取りの約14〜15%)。翌月から解放されることを考えると、精神的コストと比較した実質的な価値は非常に高いといえます。
弁護士法人みやびを選ぶべきケース
- 職場でパワハラ・ハラスメントを受けている
- 残業代が未払いのまま放置されている
- 有給消化を拒否されている
- 退職金の支払いを渋られそう
- 書面での証拠保全が必要
「もう少し続けてみて」への切り返しマニュアル
退職を伝えると、多くの場合こんな言葉が返ってきます。PT業界特有のトークへの対処法を用意しておきましょう。
「3年は続けないと何も分からない」
3年ルールに根拠はありません。民法627条により、雇用期間の定めがない場合は2週間前に申し出れば退職は成立します。
「あなたが辞めたら患者さんが困る」
患者への責任を個人に転嫁するのは組織の問題です。引き継ぎをする意思を示しつつ、退職の意思は変えないことを明確にします。
「新卒はどこの職場も一緒だよ」
「どこも一緒」は職場の問題を隠すための言葉です。実際、PT1年目の離職率は職場によって大きく異なります。
「もったいない。資格を活かせないよ」
直接言えない場合は退職代行でOK
上記の切り返しを試みても職場の引き止めが激しい場合、「退職代行を使うことは法的に問題ない」ことを覚えておいてください。民法的には退職の意思表示は代理人(業者・弁護士)を通じて行うことが認められています。無理に直接交渉する必要はありません。
退職代行業者への初回相談LINEテンプレ
退職代行業者へのLINE相談で「何を書けばいいか分からない」という方のために、コピペで使えるテンプレを用意しました。
はじめまして。理学療法士1年目で退職を検討しています。
■現在の状況
・勤務先の種別:(病院 / クリニック / 介護施設 / その他)
・雇用形態:正社員
・入職時期:2025年4月
・辞めたい主な理由:(例:人間関係・長時間残業・理想と現実のギャップなど)
■希望
・退職希望日:できるだけ早めに(目安:〇月末)
・有給休暇の残日数:(把握している場合は記載)
・職場への連絡:代行していただきたい
■気になること
・料金の支払い方法
・退職後の書類(離職票・源泉徴収票)の受け取り方
まずは相談できますか?よろしくお願いします。
このテンプレを送るだけで、初回相談はスムーズに進みます。「相談だけ」でも歓迎してくれるサービスがほとんどです。費用の説明を受けてから最終的に依頼するかどうか決めればOKです。
- 就業規則の退職に関する記載(退職申し出の何日前か)
- 有給休暇の残日数
- 貸与物(白衣・名札・書籍等)の返却方法
- 健康保険の切替(国保加入 or 任意継続)
辞めた後の転職ロードマップ
退職後の行動を「PT資格を活かす道」と「異業種へ転職する道」に分けて整理します。
選択肢A:理学療法士を続ける(職場を変える)
PT資格を活かして別の職場へ転職する場合のステップです。
- 退職決定・退職代行で手続き完了
- リハビリ職専門の転職サービスへ登録(例:ジョブソエルなど医療・介護特化型)
- 働き方の優先順位を整理:残業なし / 年収優先 / リハビリの質 / 人間関係 / 勤務地
- 見学・面接で職場文化を確認:「年間離職率は?」「勉強会は任意か強制か?」を必ず聞く
- 入職・転職完了
既存記事も参考にしてください:理学療法士の転職先おすすめ / 理学療法士 新卒 辞めたい
選択肢B:異業種への転職
「PT自体が向いていなかった」と感じる場合は、異業種転職も十分にあり得る選択です。
| 転職先 | PT経験の活かし方 | 転職のしやすさ |
|---|---|---|
| 医療機器メーカー(MR・営業) | 臨床知識・患者理解 | ★★★ |
| IT業界(医療データ・ヘルスケアIT) | 医療現場の課題感 | ★★ |
| フィットネス・スポーツ産業 | 運動指導・解剖学知識 | ★★★ |
| 一般企業(事務・営業) | コミュニケーション力 | ★★★ |
| 教育・福祉 | 対人支援スキル | ★★★ |
関連記事:作業療法士の転職先おすすめ / 看護師 辞めたい 転職先
よくある質問
まとめ
理学療法士1年目で辞めたい方へのポイント
- 新卒PTの15〜20%が1年以内に退職している。あなたの悩みは業界全体の問題
- 身体・精神症状が出ている、3ヶ月以上悩んでいる場合は今すぐ退職を検討すべき
- 「もう少し続けてみて」「3年は続けろ」に法的根拠はない。民法上は2週間前の申し出で退職可能
- 法的問題(パワハラ・未払い残業代)があれば弁護士法人みやびを選ぶ
- 直接言えない場合、退職代行を使うことは法的に問題ない
- PT資格は辞めても消えない。転職後も医療・スポーツ・異業種で活かせる
辞めることへの罪悪感を持つ必要はありません。あなたが消耗しきった状態で働き続けることは、患者さんにとっても、あなた自身にとっても良い結果をもたらしません。退職は逃げではなく、次のキャリアへの正当な一歩です。まずは無料相談から始めてみてください。
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