看護師の平均年収はいくら?勤務先別・夜勤有無別の年収差を徹底比較【2026年版】

年収・給料
看護師の年収・給料のイメージ

「看護師は給料が高いと聞くけど、実際はどのくらい?」「勤務先を変えると年収はどう変わる?」——転職を考える看護師が最初に気になるのが年収の実態です。

厚生労働省のデータによると、看護師の平均年収は約519万円(2024年)。ただしこれは夜勤手当を含む数字であり、勤務先や夜勤の有無によって年収差は年間50〜80万円以上に広がります。

この記事では、勤務先別・夜勤有無別・職場種類別の年収データを実際の数字で比較します。「夜勤をやめたら年収がいくら下がるか」「年収を維持しながら転職できるか」という疑問にもデータで答えます。

本記事で紹介する転職先は非公開求人も多いため、業界特化の転職エージェントに登録しておくとスムーズです。

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看護師の平均年収(全体データ)

2024年の最新平均年収

項目データ備考
平均年収(全体)約519万円2024年・ベースアップ評価料導入後
前年(2023年)比508万円 → 519万円+約11万円のベースアップ
日勤のみ(夜勤なし)約440〜470万円夜勤手当なし
平均月収(夜勤あり)約34〜36万円夜勤手当含む
平均月収(夜勤なし)約29〜31万円日勤のみ

出典:各種転職メディア集計、レバウェル看護STUDYing 看護師の年収調査(2025年)

「平均年収519万円」をどう読むか

この数字には夜勤手当(月額4.4〜5.5万円)が含まれています。夜勤をやめると実質的な年収は50〜80万円程度下がります。また、クリニックや介護施設など夜勤なしの職場では年収が350〜480万円台になることも多く、「看護師=高収入」を単純に当てはめると転職後に後悔するリスクがあります。数字の内訳を理解してから判断することが重要です。

夜勤あり・なしで年収はいくら違う?

夜勤ありと夜勤なしの年収差のイメージ

夜勤手当の相場

勤務形態1回あたりの夜勤手当月4〜5回換算(月額)
三交代制(準夜勤・深夜勤)約4,200〜5,100円/回約16,800〜25,500円
二交代制(16時間夜勤)約11,000円/回約44,000〜55,000円

出典:各転職サービス調査(2024〜2025年)

夜勤をやめると年収はいくら下がる?

項目夜勤あり夜勤なし(日勤のみ)
年収の目安約519万円約440〜470万円
月収の目安約34〜36万円約29〜31万円
夜勤手当(二交代・月4〜5回)約44,000〜55,000円0円
年収差(目安)年間 約50〜80万円の差

年収差が50〜80万円と聞くと大きく感じますが、転職先の職場によって差は縮まります。産業看護師(企業内)や訪問看護では年収400〜550万円台の求人も多く、夜勤なしでも年収ダウンを30万円以内に抑えられるケースもあります。

勤務先別の年収比較【7種類】

職場ごとの年収・夜勤・残業まとめ

勤務先年収相場夜勤残業土日休み
産業看護師(企業内)400〜550万円なし少なめあり
病院外来400〜480万円なし中程度なし〜少
訪問看護(日中のみ事業所)380〜500万円基本なし少なめ事業所による
有料老人ホーム(日勤専従)380〜480万円選択可少なめシフト制
クリニック・診療所350〜450万円なし少なめ基本あり
デイサービス350〜420万円なしほぼなし基本あり
保育園・学校300〜380万円なしほぼなしあり

出典:各転職サービス調査(2024〜2025年)

職場別のポイント解説

産業看護師(企業内):看護師が転職先として選ぶ職場の中で最も「条件が良い」と言われます。完全土日休み・残業少・年収400〜550万円と好条件ですが、求人数が少なく競争率が高いのがデメリット。健康診断・メンタルヘルスの経験があると有利です。

訪問看護:地域医療の担い手として需要が拡大しています。「在宅医療・患者との継続的な関係に関わりたい」という看護師に向いています。事業所によっては夜間オンコール当番があるため、応募前に必ず確認しましょう。

クリニック・診療所:看護師の転職先として最も求人数が多い職場です。土日休み・残業少でワークライフバランスを整えやすい一方、病院より年収は年間50〜100万円程度下がりやすいです。院長との相性が職場環境に直結するため、見学や口コミの確認が重要です。

有料老人ホーム・特養(日勤専従求人):施設によって「日勤専従」「夜勤専従」を分けて採用しているケースがあります。求人票で「日勤のみ」「夜勤なし」を明示しているものを選びましょう。処遇改善加算が充実している施設では年収が高めになります。

「夜勤なしで年収を維持したい」なら
産業看護師 → 訪問看護 → 病院外来 の順で年収維持率が高い傾向があります。クリニック・デイサービスは年収は落ちやすいですが、残業・夜勤ゼロの「総合的な生活のしやすさ」が高評価です。

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看護師の有効求人倍率・転職市場の現状

看護師の転職市場と求人倍率のイメージ

看護師の有効求人倍率は2倍超の状態が続く売り手市場です(厚生労働省 職業安定業務統計)。これは「求職者1人に対して2件以上の求人がある」状態で、一般職の有効求人倍率(約1.25倍)と比べても高水準です。

職種有効求人倍率(目安)傾向
看護師(全体)2倍超売り手市場が継続
一般職(比較)約1.25倍

「売り手市場」だから転職しやすいは本当か?
確かに求人数は多いですが、夜勤なし・土日休みの条件を絞ると選択肢は一気に減ります。特に産業看護師は倍率が高く、「看護師なら簡単に転職できる」とは言い切れません。転職サービスを使って非公開求人まで含めた選択肢を確保することが重要です。

看護師が転職する理由ランキング

順位転職理由
1位転居のため(結婚・配偶者の転勤)
2位人間関係への不満
3位夜勤が辛い
その他スキルアップ、多忙、体力・体調面の不安、子育て

出典:ビズヒッツ 看護師202人調査(2024年)

「夜勤が辛い」は転職理由の上位3位に入り続けており、夜勤なし求人のニーズは年々高まっています。夜勤なしへの転職を検討している方は多く、競争もあるため早めに動くほど選択肢が広がります。

年収を上げる・維持する方法

方法1:転職(最も即効性が高い)

病棟からクリニックへ転職すると夜勤手当がなくなり年収が下がりやすいです。一方、病棟から訪問看護・産業看護師・透析クリニックへの転職では年収が維持・アップするケースもあります。「年収を落としたくないなら転職先の選択が最重要」という点を念頭に置いてください。

夜勤なしへの転職を検討している方は看護師の夜勤なし転職ガイドもあわせてご覧ください。

方法2:認定看護師・専門看護師の資格取得

資格特徴年収への影響
認定看護師特定の看護分野の専門家(21分野)資格手当:月1〜3万円が相場
専門看護師高度な看護実践能力(13分野)資格手当:月2〜5万円が相場
保健師地域保健・産業保健への転身が可能産業保健師では年収500〜600万円台も

方法3:管理職・主任・師長へのキャリアアップ

病棟の主任・副師長・師長クラスになると、一般看護師より月給で2〜10万円程度高くなるケースが多いです。管理職としての経験は転職市場でも評価されます。ただし夜勤免除の管理職ポジションは多くないため、「管理職か夜勤をやめるか」を天秤にかける必要があります。

また、本業の収入に加えて副業で収入を増やすという選択肢もあります。在宅でできるものや単発で始められるものなど、看護師のスキルを活かせる副業は意外と豊富です。詳しくは「看護師の副業おすすめ7選」で解説しています。

方法4:複数の転職エージェントで年収交渉を代行してもらう

転職エージェントは無料で利用でき、年収・勤務条件の交渉を代行してもらえます。同じ職場でも、エージェント経由で交渉すると基本給が1〜3万円高くなることがあります。看護師専門のサービスを2〜3社使って比較するのが得策です。

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よくある質問

Q

看護師の年収519万円は夜勤手当を含みますか?

A

はい、含みます。2024年の平均年収約519万円は夜勤手当を含む数字です。夜勤なし(日勤のみ)に転職すると、年収は約440〜470万円が目安になります。夜勤手当の額は勤務形態(二交代・三交代)や施設によって異なります。

Q

クリニックに転職すると年収はどのくらい下がりますか?

A

病棟(夜勤あり)からクリニックへの転職では、年間50〜100万円程度下がるケースが多いです。クリニックの年収相場は350〜450万円で、夜勤手当がなくなる分が主な差の要因です。ただし残業・夜勤がなくなることで「時給換算の手取り」が改善する場合もあります。

Q

夜勤なしで年収500万円以上を狙えますか?

A

難しいですが不可能ではありません。産業看護師では年収400〜550万円、訪問看護では400〜500万円台の求人があります。また、認定看護師・専門看護師の資格を取得して手当が上乗せされると、夜勤なしでも500万円台に届くケースがあります。

Q

介護施設(デイサービス・老人ホーム)の看護師の年収は低いですか?

A

病院と比較すると低めです。デイサービスは350〜420万円、有料老人ホーム(日勤専従)は380〜480万円が相場です。ただし、処遇改善加算が充実している施設では年収が高くなることもあります。求人票に「処遇改善加算〇〇万円」と記載があるか確認しましょう。

Q

転職後すぐに年収アップできますか?

A

職場と交渉次第です。看護師は売り手市場なため、前職の給与を伝えた上で「前職同等以上」を条件に交渉することが可能です。ただし夜勤なし求人を選ぶ場合は夜勤手当がなくなる分の減収は避けられません。転職エージェントに条件交渉を代行してもらうのが効果的です。

まとめ:看護師の年収は「職場」と「夜勤の有無」で大きく変わる

  • 看護師の平均年収は約519万円(2024年)。夜勤手当を含む数字
  • 夜勤なし(日勤のみ)に転職すると年収は約50〜80万円下がるのが一般的
  • 年収を維持したいなら産業看護師・訪問看護・病院外来が候補
  • 年収より生活の質を重視するならクリニック・デイサービスが候補
  • 看護師の有効求人倍率は2倍超の売り手市場——転職エージェントを使って条件交渉するのが得策

年収データを把握した上で「何を優先するか」を整理してから転職先を選ぶことが、後悔しない転職の第一歩です。転職先の選び方については看護師のおすすめ転職先ガイドも参考にしてみてください。以下のサービスでは、業界に特化した無料の転職相談が可能です。以下のサービスでは、業界に特化した無料の転職相談が可能です。

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